皇産霊神社(こうさんれいじんじゃ)
鎮座地 | 田方郡函南町畑字滝沢一〇九番地甲 |
祭神 | 高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)、神皇産霊大神(かむみむすびのおおかみ) |
例祭日 | 四月二日 |
概説 | 創建年月日はさだかではない。もと第六天神といっていたが、明治六年九月に皇産霊神社と改称した。 口碑として、「この産土神社は元第六天と云って、御位高く御威だけしく、神社を乗馬のまま乗り過ぐる者は必ず落馬する。不潔者及び婦女子等は近づくことができなかった。不都合なことをするものは必ず祟りを蒙るという気遣いの神であった。古い社は寛文年度(一六六一~)の大洪水、山崩で社殿・御霊代・古棟札等を皆流失したという。奇妙なことに、雨降りを祈る時には、社地内の泉が涌き出る源を掘れば、必ず降ったという伝えがある。 |